1年目の宅建不合格が大誤算だった私は、その時間的心理的ロスを埋め合わせるべく、2年目はダブルライセンス取得を心に決めました。

●不動産業未経験でも合格できるのかな?
●どうせ宅建勉強するなら、一緒にとれる資格はないの?

宅建と出題範囲が結構重複している資格、けっこうありますよ!
それぞれ+αの勉強で取得可能です。
試験日が重ならなければ、関連資格を同年度にまとめてチャレンジするのも十分アリです!!
50歳すぎての同時取得、強くオススメします。
2.試験期間が10月から12月に集中しているため効率がよい
3.モーレツに勉強しても、すぐに忘れるからその年に受験してしまった方がいい
自分は今回の資格取得でつくづく思い知らされました。もう「やわらかアタマ」ではないということを。
何度も同じ問題で間違えます・・・。知っている問題なのに答えに迷います・・・。
だからできることなら狙ってほしい。1問でも忘れないうちに同時取得を!!!
中高年の資格チャレンジ|宅建とセットで受けた資格はコレ
私は同年度にいくつかチャレンジしましたが、全部狙っていたわけではありません。
毎年 ◎大本命 △受かればラッキー!という優先順位を決めてのチャレンジです。
なぜなら全部合格を狙うには自分の熱量不足だったし、何より「計算問題が出てくる試験」はどうしても積極的になれませんでした。
(FP技能士と不動産コンサルティングマスターは試験に電卓持ち込み可→これがもう私は最初から苦手意識ありました。)
しかし、どちらの試験もそんなに難しい計算ではありません。計算にアレルギーがない方はきっと全部◎大本命でいけますよ!
◎そこそこ頑張る、というスタンスで本命中心に勉強→2度目の宅建チャレンジの年から、大本命の資格は予定通り取得することができました。
宅建士から始めたセカンドステージのための不動産資格 まとめ
●宅建取得 → 2回目で合格
勤続25年の会社も最近居づらいし、年金も虫食いだし、貯金はゼロ、住宅ローンも残債けっこうあり・・・ 惰性で生きる49歳・・・ そんなある日、久しぶりに会った高校の親友が見せてくれた行政書士受験のための勉強ノート5,6冊。 […]
②管理業務主任者 → 合格 / ③マンション管理士 → 不合格
ダブル ライセンス 宅建+αの勉強で取得できる資格:管業 [caption id="attachment_2752" align="aligncenter" width="300"] 宅建と同時取得。忘却しないうちにね![/capti[…]
④FP3級 → 合格 / 3年目: ④P2級 → 不合格
1回目の宅建不合格がわかった直後(12月)、その時間的心理的ロスを埋め合わせるべく、2年目はダブルライセンス取得を心に決めました。 まず最初にチャレンジしたのは、年に3回試験日がある「ファイナンシャル・プランニング技能士3級」=FP3[…]
●3年目 ⑤賃貸不動産経営管理士 → 合格
国家資格化目前!賃貸不動産経営管理士を40問のうちにとろう! 資格取得開始から2年目に、宅建と管業のダブルライセンス取得に成功したので、3年目は仕上げの年。 大本命は賃貸不動産経営管理士です。 この資格は近々国家資格になる予定[…]
⑥競売不動産取扱主任者 → 合格
もともと古い家などを再生して、価値をつけて賃貸や販売をしたいと思っていました。 怪しい競売物件ですが、選別できる眼力を持てれば、扱えるようになるかもしれないと思っていたので、この資格はぜひとも欲しい資格でした。 競売不動産取扱主任者[…]
⑦不動産コンサルティングマスター → 不合格
同時受験できる資格をまとめました。(年度により試験月も変動あります。公式サイトでご確認をお願いします。)
資格名 | 難易度(合格率) | 試験月 | 国家or民間(資格) | 確認用サイト(公式サイト) |
宅地建物取引士 | 15%~17% | 10月第3週日曜日 | 国家 | https://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html |
マンション管理士 | 8%~9% | 11月最終日曜日 | 国家 | https://www.mankan.org/yoryo.html |
管理業務主任者 | 20%~23% | 12月第1日曜日 | 国家 | http://www.kanrikyo.or.jp/kanri/siken.html |
賃貸不動産経営管理士 | 29%~48% | 11月第3週日曜日 | 国家 | https://www.chintaikanrishi.jp/exam/ |
不動産コンサルティングマスター | 40%~49% | 11月第2日曜日 | 民間 | https://www.retpc.jp/qualification/consultingmaster/ |
競売不動産取扱主任者 | 29%~40% | 12月第2日曜日 | 民間 | https://fkr.or.jp/certification/ |
FP技能士3級 | 約80% | 5・9・1月 | 国家 | https://www.jafp.or.jp/exam/ |
FP技能士2級 | 約40%前後 | 5・9・1月 | 国家 | https://www.jafp.or.jp/exam/ |
勉強方法はほぼ3つ|私が経験して思う それぞれのメリット、デメリット
1.独学 → FP3級はこれで合格。2級は不合格。
<メリット>
・経済的→基本的にはテキスト代のみ
・自分の好きな時に勉強できる
・ポピュラーな資格はyou tube などで無料講座がある
<デメリット>
・ガッツリ学習時間が必要な資格は、モチベーションや集中力を保つのがとても難しい
・学習のポイントやその年の傾向と対策、願書提出など、すべて自分で調べなくてはいけない
2.オンライン受講 → 賃貸不動産経営管理士はこれで合格
<メリット>
・費用と内容がサイトにより特色があり、選択の幅が広い
・公開時期が段階的なサイトもあり、学習スケジュールが立てやすい
・理解できない授業を何度も見ることができて確認できる(サイトにより期限があるなど、できないものもあり)
・ネット環境があれば、どこにいても受講できる
<デメリット>
・料金の差が大きく、授業の充実度とイコールか確信がもてない。
・家で受講すると誘惑(睡魔含む)が多く、己を奮い立たせる場面が常に必要。
3.通学 → 宅建士・管理業務主任者はこれで合格
<メリット>
・わからないこと先生に質問できる
・高いお金を払っているから「途中でやめるのは損!もったいない」と思い、続けられる。(貧乏性?やめられなーい)
・タイムリーな情報を教えてもらえる
・若い人だけでなく昭和の同世代、もしくはもっと先輩!が何人かいて、心強い。
(私的にはこれ結構ポイント高いです。あの人も頑張っているから私もっていう気持ちになりました)
・2回目以降割引あり→私はこれで宅建2年間通いました・・・。
(2回目チャレンジ割引は、一般的に他の学校を選んだ場合の方が割引率高めです)
<デメリット>
・費用が高い
・学校の場所が限定的なため、通いたくても通えないことが多い
これからの学習方法はオンラインが主流に!?
私が上記資格試験にチャレンジしたのは、2017年から2019年です。
コロナ渦により、社会のシステムも大きく変化しました。
zoomを使ったオンライン会議・飲み会などが身近なものとなりました。
webでコンタクトするなんてことは、以前ならこっぱずかしくて考えられませんでしたが、現在では敷居が低くなりました。
開業セミナーなどを月に数回zoomで受講していますが、開催会場まで赴く手間もなく、便利ですよね。
これからコロナが収まっても、zoomと直接参加が選べるとしたらzoomを選んでしまいそうです。
資格試験の勉強も双方向で会話や質問できるシステムがあれば、時間的なメリットも大きくオンラインのデメリットはなくなりそうです。
資格を持っているだけでは道が開けないことは、自分でよくわかっています。
でも「今の生活を変えたい」と思い「資格をとろう」と頑張った3年間は、

●目標に向かって、立ち向かえる気力がまだ自分にあることがわかった!
●せっかくとった資格をいつか活かしたいと、第二の人生を考えるようになった!
など、自分も知らなかった自分を知ることができました。
新しいチャレンジへのアプローチも、選択の幅が広がりました。
皆さんも「資格取得」を起爆剤に、中高年パラレルキャリアを目指してみるのはいかがでしょうか?